インドネシア人技能実習生、配管職種、随時3級技能検定に挑み、見事合格!

梅雨の晴れ間がまぶしい先日、インドネシア人技能実習生(2号)が、配管職種・建築配管作業における随時3級技能検定試験に挑みました。彼はこの日のために、日々の業務の傍ら、懸命に練習を重ねてきました。

会場外のホワイトボードには、当日の試験予定が記載されていました。実習生達は真剣な眼差しでそれを確認。会場外にもかかわらず、張り詰めた緊張感が漂い、こちらも思わず身が引き締まる思いでした。

 

緊張の実技、そして驚きの「一番乗り」!

いよいよ試験がスタートし、まずは実技試験。普段の練習の成果を出すべく、真剣な表情で試験に挑みます。実技試験は「作業1(打ち切り時間20分)」と「作業2(打ち切り時間2時間)」の二部構成。限られた時間の中で、寸分の狂いもなく作業を進める必要があります。

実習実施先の社長と私は、待合室で彼の健闘を祈りながら待機していました。実習生の今後のことなどを話し合っていると、、、、、、なんと!彼が誰よりも早く実技試験を終え、待合室に戻ってきたのです。その表情には、達成感と確かな手応えが浮かんでおり、私達は驚きとともに、胸をなでおろしました!

 

合格を確信した瞬間!水圧テストをクリア

続いて行われた学科試験も無事に終え、実技試験で製作した配管の検定が行われました。検定員の方々の厳しいチェックの中、一番の山場は水圧テストです。もし水漏れがあれば、その場で不合格が決定する、まさに合否を分ける瞬間です。

我々の心配をよそに、彼が製作した配管からは一滴の水漏れもなし!この瞬間、彼の合格を確信。正式な発表は後日でしたが、彼の努力が報われる瞬間が待ち遠しかったです。

試験を終え、ほっとした表情を見せる実習生。

社長も彼の頑張りを称え、労いの言葉をかけていました。

 

努力は報われる!未来への期待

後日、待ちに待った正式な合格発表があり、もちろん見事合格でした!彼は日本で培ってきた技能を証明する大切な資格を手にしました。

今回の技能検定を通じて彼が得た自信と経験は、今後の実習生活、そして彼の将来にとってかけがえのない財産となるでしょう。

当組合は、これからも技能実習生がそれぞれの夢に向かって大きく羽ばたけるよう、全力でサポートしてまいります。

この実習生の素晴らしい努力と合格を、是非とも多くの方に知っていただきたいです!